新しいカウンセリングの技法


新しいカウンセリング技法  ーカウンセリングのプロセスと具体的な進め方

諸富祥彦 著 誠信書房 2014年1月

 

 キャリアコンサルティングをブリーフセラピーを意識しながら行うと、「困難」であったり、その「問題」の構成のされ方や解決へのアプローチによって、キャリアコンサルティングも何種類かのモードをシフトを変えながら行う必要があるように感じていたが、その疑問を解消できる書籍として紹介をされた。

 カウンセリング自体が、最初の基本から初期~後期までに分かられて基本的な事が判り易く解説されている。

その中で上記の疑問に答えるものとして、6種類のカウンセリング・プロセスというものが示されているので、

簡単にまとめておきたいと思います。見立てによってから見通しを持つことが一つの物差しになるとのことである。

  1. 自分をみつめるカウンセリング(自己探索的/内省的カウンセリング)
    カウンセリングの「基本形」と言える。
    クライアントが「深い内省」「内面的な自己探索」を行うことがこのカウンセリングの中心です。
  2. つらさをしのぐカウンセリング
    何とか毎日を「しのいで」行く為の具体的な「工夫」や「対処法」を共に考えてゆくカウンセリングです。
  3. あきらめるカウンセリング
    現実を受け入れ、執着を手放していくカウンセリングのことです。
  4. 目標達成志向のカウンセリング
    クライアントの語る人生の目標や願望の実現、問題の解決や症状や痛みの除去/緩和など、「クライアントが自分で掲げた目的の達成を直接目指す」カウンセリングのことです。
    (キャリアコンサルティングは、この範疇に入ると思われます。)
  5. つなぐカウンセリング
    他の相談機関などを紹介することによって、文字通り、次の専門機関でのカウンセリングがはじまるまで、クライアントを「つないでいく」ことを意味します。(リファー)
  6. コンサルテーション
    クライアントのニーズは、「こんな時は、こうしてみたら如何でしょうか」という具体的な助言をもらうことです。
    カウンセリングとコンサルテーションの一番の違いは、「変化するのは誰か」という点にあります。
    (組織開発におけるインテーク面談はこの範疇に入ると思われます。)

 この他にも、キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)に大変参考になる内容がありました。

興味があれば、是非一読をお薦めをいたいと思います。