カテゴリ:組織論



組織開発 · 3月 02日, 2024年
盲点に気づき、「源(リソース)」につながる時、すべてが変わり始める。

F.W.テイラーの「科学的管理法」
 経営学では有名なテイラーの「科学的管理法」。単純に機械的な管理理論だと捉えられがちですが、このホームページでも取り上げているM.P.フォレットと同時代1900年代初頭において、本当に「科学的管理法」が現在世間一般的に言われているような単純な機械的な管理手法だったのかどうかを今一度確認をしておきたいと思います。「科学的管理法」は工場の労務管理において、本来はフォレットの「状況の法則」を実現する為の枠組みとも言えます。(参考:M.P.フィレットの思想・経営のフィロソフィー)このあたりも踏まえながら、内容を観てゆきたいと思います。  この内容は、「経営学の基礎と経営の実践」の続きになります。

「現代企業の特質と社会の調和」の視座となる「企業の社会的責任シリーズ」についての第2段は、 「企業の社会的責任 ー企業とコミュニティ・その歴史(1900-1960)ー  モーレル・ヘルド著 企業制度研究会訳 1975年1月 (株)雄松堂書店 発行」です。 (THE SOCIAL RESPONSIBILITIES OF BUSINESS company and commmunity by MORELL HEALD 1970)...

経営組織論 · 3月 31日, 2023年
 少し前にNHKの大河ドラマでも取り上げられ、ドラッカーも「マネジメント」にて渋沢栄一を評価している「渋沢栄一」。...

経営組織論 · 3月 08日, 2023年
ここでは、「企業と社会 ~現代企業の特質と社会の調和~ まとめ」の考え方に沿って、  P.F.ドラッカーの「マネジメント ━課題(TASKS)・責任(RESPONSIBILITIES)・実践(PRACTICES)」を、資本主義(自由市場経済体制)の改良主義の視点、自由企業体制における「企業と社会」の調和(自由企業体制...

 「現代企業の特質と社会の調和」の視座となる「企業の社会的責任シリーズ」についてご紹介します。 最初は、「経営のフィロソフィー ~企業の社会的責任と管理~  オリバー・シェルドン著 企業制度研究会訳 1975年1月 (株)雄松堂書店 発行」です。 (THE PHILOSOPHY OF MANAGEMENT by OLIVER SHELDON First published 1924, Reprinted 1965)...

経営学の基礎と経営の実践 しっかりとした基礎・基本に基づく実践の検討 ⇒今回は科学的管理法の思想(テーラーリズム)の正しい理解まで 人の行動と立場 1.立場と行動 「生物の行動」 動物の行動   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━   人間の行動 ・動物行動学/エソロジー(Ethelogy)          行動科学(Behavioral Science)...

経営組織論 · 10月 24日, 2022年
 「企業と社会との調和」というテーマは、企業の外部環境の調和という意味で大切です。 個々の従業員が所属する組織と外部環境との調和を意識出来る事が大切なのですが、これらを考える為には組織の定義や構成要因等の「組織」についての知識も大切になります。...

経営組織論 · 2月 27日, 2022年
 2021年10月に行われた本間先生主催の勉強会の資料です。心理学類型論として個人の心理的特性を把握するエニアグラムと、様々な性格の構成員が集まったチームとしての発達概念をタックスマンモデルとして把握しています。タックスマンモデルは組織開発の中で良く参考にされる内容ですので、資料を共有させて頂きます。

「企業と社会」シリーズ最終回 テーマ:「企業と社会」問題の解決  諸問題を考える枠組み=講座の主旨 アメリカの企業とアメリカの社会について考察する ・日本の事例としては、 女工哀史・労働問題 公害問題 森永ヒ素ミルク事件・製品欠陥・消費者問題 コンプライアンス問題:事例と解決 等があるが、 ⇒これらを考察する枠組みを理解すること

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