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キャリアカウンセラーの役割


 今日は、コロナウイルスで非常事態宣言が出されました。まさかの展開、組織社会ではグローバル化の進展により従来では想像もつかないことが起こる時代になってきました。

 

 こんな時代だからこそ、キャリアカウンセラー(特にキャリアコンサルタント)として大切なことはクライアントをしっかりと「食っていけるようにすること」(社会生活が出来るようにすること)だと思います。

 自分の思い描く通り、感じるように人生を進める事が出来るように後押しすることはもちろん大事なのですが、その方向に行った時に、しっかりと「食べていけるようにする事」、これがしっかりと出来ないとキャリアカウンセラーは、公認心理士等のようなカウンセリング専門性の強い職種との区別がつきにくいと、感じるようになってきました。

 その為には、キャリアカウンセラーはクライアントが組織社会でセルフマネジメントがしっかりと出来るような動機付けのサポートが出来る事が大切に感じます。

 一方で、心理面への対応に関する対応の特色では、心理士等は「キュア」、社会福祉士等は「ケア(ギビング)」に対して、キャリアカウンセラーは「癒し」という機能を大切にする構図も大事です。医師的な診断的な立場から関わらないキャリアカウンセラーだからできる心理的に問題のない人、ある程度ある人を含めた「癒し」を軸にした幅広い層への対応力という側面は大事だと思います。

 クライアントの「癒し」をベースとしながら、自身の思い描く方向で「生活出来る」ように「セルフマネジメント」をサポートする。SocialGoodキャリアで行うキャリアカウンセリングの目指す方向です。